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遺言書の持つイメージ


 「遺言を書きましょう。」このような問いに対して、たいていの人はいささか面食らったような感じで、とんでもないことと驚かれる。その次に出てくるのが ”ウチは資産家じゃあるまいし、遺言なんてとてもとても・・・”

 最近になってようやくというか、遺言書の持つ本来の意味を理解し、この際にぜひ書いておきたいという問い合わせが増えてきてはいますが、それでもまだこのような誤解を抱かれている方が多いのが実情です。

 資産のある方だけが書くべきものというイメージは、相続税対策や、遺産分割争いを防ぐためというところからきているのでしょう。実際のところは、遺産の多寡にかかわらず争いは起こる ものでありますし、むしろ、相続財産が居住していた不動産だけだったなどというケースは非常に多く、”家を半分こにして仲良く共有、平等相続”などは後々トラブルを招くもととなることも多く、問題の先送りにすぎない場合も出てきます。

 ただし、これらは元々、遺言書に対してある種の思い違いをしていたからに他ならないのであって、そこにはわれわれのように仕事として法律に携わっている人間から見た”必要性”を説くだけでは、本当の解決にはならないといった問題点 が浮き彫りになってくるのです。

残してゆく思いやり


 遺言書を定義するならば、”自身の最期の意思を、遺族に伝えること” になるのでしょうか。 そういった意味では本来、残してゆく人たちのことを思い、死んでも死にきれない、時間の許す限り自身の思いを書き残したい・・・ と考えることが自然なはずです。

 ところが、いざ遺言書の話になると、とたんにそのようなことを考えること自体をストップしてしまいます。 これはなぜなのでしょうか。当然さまざまな理由があるところでしょうけれど、ひとつ大きな原因として考えられるのは、 日本人独特の価値観であり、あえて、自分の死後のことがどんなに心配であろうとも、すべてを遺族に任せるといった形での 「謙虚な美しさ」・「遺族への信頼感」 を示そうということなのではないでしょうか。老いては子に従えという言葉に導かれるように 、あとは頼んだぞと逝くことが潔いとされているのです。
 
 もちろん、人は百人百様、いろんな考えの持ち主がいて良いのであって、 明確に答があるわけでもありませんから、他人の生き方に文句を言うなと言われれば、それはその通りでしょう。 ただ、かつての家制度のあった時代ならまだしも、現代社会においては何かと煩雑な手続きに追われることが多く、 権利意識も比べ物にならないほど発達してきています。

 そのような中で、すべてを任せて備えなしというのでは、 少々物足りない部分も出てきます。何の心配もなく、思い残すこともなく旅立つことができれば、どんなにか幸せなことでしょう。 しかし当の本人はその時にはもう居りませんから、遺族が意思を確かめる術がなくなってしまうのは勿論、 相続人となる人の関係が予想よりも複雑であったり、そもそも、遺産の全容を確定させようにも、”これ以上はない” という確信を遺族は得ることができない のです。

 しばらくしてから通帳が出てきたなどといった場合 、互いに隠匿の疑いを争うケースも実際に起きており、そうなれば、円満相続など期待できません。 こういった心配を未然に防ぐには、やはり遺言書は必要だという結論になってくるのです。

やわらかく捉える「遺言」・「後見」・「老い支度」


 このような現状を踏まえて、当事務所と致しましては、まずは遺言という重たいイメージを払拭するためのサイトの運営・講演会の企画などを行っていくことを目標に活動していきます。

 美しく年を重ねる「老花」  老化を「老花」、老齢は「老麗」であると位置付け、自分自身が望む老い方を追求し、”美しく・凛として年を重ねる” を合言葉に日々啓蒙活動を続けていければと考えております。

 人はいつしか旅立ち、無に還っていくもの。その意味をしっかりと抱きつつ、それでいて、臨機応変にやわらかく死を捉える。

 
 そのような中で何らかのお手伝いができれば幸いです。 

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